2 教育原理

ヘルバルトを解説!教育思想・四段階教授法(覚え方)【保育士試験】

このページはこんな人におすすめ
  1. 「教育原理」を受験する人
  2. ヘルバルトの教育思想を覚えていない人
  3. 四段階教授法の覚え方を知りたい人

どーも! ほいくまさきだぜ!

今回は「教育学の体系化」を行い、「四段階教授法」を生み出したことで有名な

ヘルバルトについてやっていこう!

このブログでは保育士試験に独学一発合格したほいくまさきが、

保育士試験のポイントを解説しているぜ! YouTubeもやってるぜ★

ヘルバルトの要点
  1. 【教育の目的】道徳的品性の陶冶(根拠は倫理学)
  2. 【教育の方法】「管理」「教授」「訓練」(根拠は心理学)
  3. 【四段階教授法】「明瞭」→「連合」→「系統」→「方法」
  4. 【ツィラー&ライン】四段階教授法を改変した五段階教授法を提唱
  5. 【著書】一般教育学

ヘルバルトってどんな人?

ヘルバルトはドイツの哲学者であり教育学者です。

じめて教育学を学問として体系化し、

経験が浅い教師であっても子どもに多面的な興味を持たせることができる

四段階教授法を提唱した人として知られています。

ヘルバルトが出てくる前は、教育理論は経験論的なものだったんだ!

ヘルバルトがはじめて科学的な「教育学」を生み出したんだぜ。

 

ヘルバルトの教育思想

教育の目的

ヘルバルトが考える教育の目的は「道徳的品性の陶冶」です。その根拠は倫理学です。

道徳的品性の陶冶というのは、「道徳的な人格の形成」という意味だ

 

この目的を達成するために、

ヘルバルトは【管理】・【訓練】・【教授】という3つの教育の方法を実践すべきだと考えました。↓

教育の方法

ヘルバルトは教育を行う上で

【管理】・【訓練】・【教授】のどれが欠けてもいけない

と考えました。根拠は心理学です。

この中の「教授」をヘルバルトはさらに4つに分けました。

この4つに分けられた教授法こそが

四段階教授法です。

 

四段階教授法(覚え方も解説!)

ヘルバルトが提唱した四段階教授法はこのようなものです↓

四段階教授法
  1. 「明瞭」個々の事物を明瞭にする。
  2. 「連合」明瞭にされた事物をすでに習得している事物と比較する
  3. 「系統」連合された事物を体系化する
  4. 「方法」3つの過程を経て得た事物が他のものに応用可能になる。

四段階教授法のそれぞれの段階は、科学的に見た学習者の認知メカニズムの段階となっているんだ。

教授者目線ではなく学習者目線なんだぜ。

「明瞭」「連合」「系統」「方法」という単語は出題されることがあるので

覚えておきましょう!

それぞれの四段階の単語の意味は

ほぼ出題されないから

なんとーなくわかってればそれで大丈夫だぜ!

四段階教授法のそれぞれの段階は

それぞれの頭文字「め」「れ」「け」「ほ」を用いて、こんな感じで覚えましょう↓

五段階教授法(チラー&ライン)

チラーとラインは、それぞれヘルバルトの四段階教授法を継承して発展させ

五段階教授法を提唱しました。

チラーとラインの五段階教授法は中身が違うんだぜ。(それぞれで五段階教授法を考えたため。)

ちなみにラインの五段階教授法は

現代の日本の教育現場で行われる「導入→展開→まとめ」の基礎となっているんだ!

 

ヘルバルトの著書

ヘルバルトの著書で最も有名なのは、教育思想や教授法を記した

『一般教育学』です。

 

確認問題

ちゃんと覚えられたか過去問で確認だ!

問題

ヘルバルトに関する記述である。

不適切な記述を一つ選びなさい。

(2013年 教育原理より)

1彼によれば、教育の目的は倫理学によって示され、教育の方法は心理学によって示される。

2彼は、教育の究極的な目的は、道徳的品性の陶冶にあると考えた。

3彼は、「生活が陶冶する」という有名な言葉を残した。

4彼は、教授において、子どもに多方面への興味を喚起することの重要性を説いた。

5彼は、著書『一般教育学』のなかで、「明瞭・連合・系統・方法」という4段階の教授段階説を唱えた。

答え

 

1彼によれば、教育の目的は倫理学によって示され、教育の方法は心理学によって示される。

2彼は、教育の究極的な目的は、道徳的品性の陶冶にあると考えた。

3×彼は、「生活が陶冶する」という有名な言葉を残した。

(ペスタロッチの記述)

4彼は、教授において、子どもに多方面への興味を喚起することの重要性を説いた。

5彼は、著書『一般教育学』のなかで、「明瞭・連合・系統・方法」という4段階の教授段階説を唱えた。

【注意!】

「生活が陶冶する」と言ったのはペスタロッチ

「道徳的品性の陶冶」が教育の目的だとしたのはヘルバルト

 

ちなみにヘルバルトはペスタロッチの思想の影響を強く受けているんだ。

ヘルバルトはペスタロッチの学園を訪問したり、ペスタロッチに関する著書を書いたりしているんだぜ。

 

まとめ

ヘルバルトの要点
  1. 【教育の目的】道徳的品性の陶冶(根拠は倫理学)
  2. 【教育の方法】「管理」「教授」「訓練」(根拠は心理学)
  3. 【四段階教授法】「明瞭」→「連合」→「系統」→「方法」
  4. 【ツィラー&ライン】四段階教授法を改変した五段階教授法を提唱
  5. 【著書】一般教育学

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